【NSW29日】 シドニーで毎年大晦日に行われる年越し花火で、花火がよく観える観覧ポイントを有料とするか無料とするかについて、世論が二分していることが分かった。一部の観覧ポイントを有料とする方法は2011年に導入され、当初は2~3か所だった有料の観覧ポイントが、今は20か所まで拡大している。
NSW州の最大野党である労働党は、公共の場における花火の観覧が有料となっていることに反発を強めている。同党のミンズ党首は、毎年4万5,000人が花火を見るために最大で600ドルを支払っていると指摘。「これらの料金を撤廃する」と述べ、2023年の選挙で完全無料化を公約としたい考えを示している。
一方、NSW州のペロテ首相は、「もしもそれが彼らにとっても選挙の目玉だとしたら、州を前に進める深い政策がないことを示している」と述べ、労働党による「気恥ずかしい追及」だとして、一笑に付した。
ソース:news.com.au-‘Not OK’: Why Sydney is split over free NYE fireworks