【VIC29日】 テニス男子のノバク・ジョコビッチ選手が、強制退去となった昨年1月以降初めて、オーストラリアへ到着したことが分かった。昨年は新型コロナウイルスのワクチン未接種を理由に国外退去処分となっており、「オーストラリアへ戻って来られて嬉しい」、「12か月前に起きたことは明らかに自分や家族やチームにとって難しかった」と振り返った。
元世界一位で9回のオーストラリア・オープン勝者でもあるジョコビッチ選手に対しては、来週開幕するアデレード・インターナショナル大会を目前に、3年間の入国禁止が撤回される形となった。同選手は、「オーストラリアの人たちはテニスやスポーツが大好きで、スポーツ大国だ」と述べ、多くの人に試合を見てもらい、共に楽しい時間を過ごしたいと豊富を語った。
ジョコビッチ選手は、これまでアデレード市民から歓迎されていると感じており、オーストラリアの観客からもポジティブな反応が得られることを望んでいると説明した。また、プロのスポーツ選手として、良いプレーをすることにより、良い感情を観衆にもたらしたいと話した。
ソース:abc.net.au-Tennis star Novak Djokovic ready to entertain Adelaide crowds ahead of first Australian Open since being deported