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安楽死法を31日に施行へ SA

【SA4日】  SA州では今月31日、同州で初めてとなる安楽死(VAD)法が施行されることが分かった。SA州政府は、向こう5年間でこのサービスを安全に提供するため、1,800万ドルを投入する見通しだ。また、患者に安楽死の資格があるかを判断するための訓練には、これまで42人の医師が参加の意向を示しているという。

州内では、患者からの相談に応じられるよう、医師たちにさらに訓練を受けることを勧めている。SA州のピクトン保健相は、VADを導入するにあたり、法律、訓練、テクノロジー、医療サービスの必要条件など、慎重に順序だてた作業が求められたと話した。

SA州のメイハー司法長官は、VADが末期の症状がある州民に“尊厳のある死”の選択肢を与えることになるとし、政府として可能な限り早期に導入できるよう尽力してきたと語った。SAでは、VADの合法化まで27年にわたり、16回の合法化案が提出されてきた。

SA州民でVADについての詳細入手は、SA州安楽死ケア・ナビゲーター・サービスもしくは0403 987 390に電話で問い合わせを。

 

ソース:news.com.au-Voluntary Assisted Dying to begin in South Australia

 

 

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