【ACT5日】　　中国国家発展改革委員会は、2年にわたり禁輸しているオーストラリア産石炭の輸入を一部再開するとみられることが分かった。関係筋によると、当局が電力会社3社と主要鉄鋼メーカー1社に対し、輸入再開を許可したもようだ。

中国当局は、2国間の政治的および新型コロナをめぐる公衆衛生の問題をめぐり、過去2年間にわたって石炭やワインを輸入規制の対象としてきた。禁輸措置が行われるまで、中国は年間7,000万トンと輸入総量の30％を占めるオーストラリア産石炭を輸入し、オーストラリアは2番目となる規模の輸出国だった。

オーストラリアと中国の外相は先月、冷え切った両国関係の改善策を模索すべく会談を行った。関係者によると、オーストラリアの石炭価格は依然として中国のバイヤーには魅力で、外相による会談が行われた後、中国の輸入業者から、2月の貨物輸送料について問い合わせが入っているという。

ソース：abc.net.au-China reportedly gives green light to limited Australian coal imports after two-year ban