【NSW18日】 NSW州政府は29万世帯近くを対象に、家庭から集められた食品や庭のごみを処理するフード・オーガニクス・ガーデン・オーガニクス(FOGO)の収集システムを導入する。
FOGO用のごみ箱は緑色の蓋で、可燃物やリサイクルごみ同様に収集される。通常のコンポストと異なり、肉や骨を含むすべての食品を加えられる。
NSW州内のほとんどのカウンシルで食品廃棄物は赤い蓋のごみ箱に入れて埋め立てられており、埋め立てごみのうち食品は3分の1以上を占める。2021年3月にFOGOシステムを導入したシドニー東部ランドウィックカウンシルでは、わずか4か月で埋め立てごみが28パーセント減少した。
グリフィン州環境・遺産相は「食品廃棄物とガーデニングのごみを収集し、堆肥にして新たな命を与えるサービスだ」と話した。
埋め立て用の赤、リサイクルの黄色、ガーデニングごみの緑、食品用の紫の4色の蓋のごみ箱を使用する地域は、既存システムの継続またはFOGOへの移行を選択できる。
ソース: news.com.au -290,000 homes to get green-lid FOGO bin service, to reduce household food waste