政治

海外から警察官を年間500人採用 QLD

【QLD23日】  QLD州警察は23日、向こう5年間にわたって、年間当たり500人を採用する方針を明らかにした。国内での新規採用が進まないことから、州政府と連邦政府が外国人の採用を承諾したもの。採用基準として、現在警察官として勤務していることが条件となるが、市民権や永住権の保持は求めないという。

QLD州警察のカタリナ・カロル警察本部長は、採用を希望する人たちは試験に合格し、事前審査を通過する必要があると説明。「他の国で経験のある警察官にQLD州で勤務する機会を提供し、それぞれの持つ経験や知識、技術をQLD警察に持ち込んでもらうことが可能になる」と述べた。

一方、最大野党のクリサフリ自由党党首は、パラシェイQLD州首相とライアン警察相に対し、2025年までに警察官1,450人を追加採用するとした公約について、昨年末までの採用が92人にとどまっていると指摘。これに対し、パラシェイ首相は、自身の在任期間では1,018人の採用を承認したと反論した。一方、ライアン警察相は、現在345人がブリスベンの警察学校で訓練を受けており、今月も600人近くが入学テストを受けるなど、人材確保に努めていると説明した。

 

ソース:abc.net.au-Queensland hoping to attract 500 foreign police officers a year to boost recruitment

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