【ACT24日】 ロシアによるウクライナへの侵攻から1年となった24日、連邦政府のアルバニージ首相はロシアのプーチン大統領に対し、違法で不道徳な侵攻を「即日」停止するようあらためて求めた。さらに、ウクライナへの支援として、偵察用ドローンを提供すると発表した。費用は3,300万ドルとなる。
提供されるドローンは、ウクライナの軍がロシア軍の動きを監視することを目的とし、武器などは搭載されていない。アルバニージ首相は、ロシアは戦争が「数日で終わる」と信じていたとの見方を示し、戦争の長期化は、ウクライナだけでなく世界の規範に対する攻撃だと非難。プーチン大統領に対し、「ウラジミール・プーチン、この戦争を今すぐ停止せよ」と述べた。
連邦政府はこれまで、装甲車90台などを含む5億ドル以上に上る軍事援助を行っている。さらに、英国で訓練を受けるウクライナ民間人の訓練係として、数人のオーストラリア人が配置されている。
連邦政府のウォン外相は、中国がロシアへ武器提供を検討しているようだとNATOのストルテンベルグ事務総長が述べたことを受け、中国は戦争終結のために出来ることすべて行うべきだと述べた。
ソース:news.com.au-Australia sending drones, imposes more sanctions on anniversary of Russian invasion