【TAS25日】 国内のある意外な州で求人広告が大幅に増加し、求人広告が7ヶ月間の低迷から立ち直った。
求人情報サイトのSEEKが25日に発表した新データによると、1月の全国求人広告は前月比2.8%増で、2022年5月以来の増加となった。同データによると、製造業、運輸・物流分野の求人が全国で5.3%増と成長を牽引し、特にTAS州は国内で求人広告が8.5%増と最も増え、ホスピタリティ・観光業界の求人広告が33%増加したことが要因。
国内全土で7ヶ月に渡って求人が減少していたことを受け、求人数が増加。過去1年間に求人広告は全国で8.1%減少した。最も減少したのはVIC州(13.8%)、 ACT(13.2%)、 WA(11.9%)。反対に、TAS州、 SA 州、QLD州が全国的な傾向に逆らい、求人率が上昇した。
SEEK ANZのケンドラ・バンクス代表によると、このデータはオーストラリア人が転職を始めていることを示しており、不動産以外の全ての業界で求人広告あたりの応募数が増加している、と述べた。
バンクス氏によると、QLD州は、ホスピタリティ、観光、製造、輸送、ITの各業界で求人刻々が増加しており、国内全体の求人広告増加の大部分を担っているという。国内では、貿易・サービス業、そして製造・運輸・物流業の2大雇用産業が先月に引き続き成長し、同社のサービスに掲載された求人広告の量が最多となっている。また、コンサルティング、デザイン、人事、会計、販売の各業界でも大幅な増加が見られた。
ソース: news.com.au – Job listings bounce back as workers look to change careers