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ソフトプラスチック コールズとウールワースが管理へ

【ACT27日】   スーパーマーケットが買い物客から回収したソフトプラスチック数百万個がリサイクルされずに倉庫に山積みになっている問題で、コールズとウールワースが責任を持って対応すると発表した。

NSW州高等裁判所は27日、リサイクル企業のREDcycleがソフトプラスチック用倉庫の支払いを滞ったとして、同社の破産を言い渡した。

コールズとウールワースは先週、保管されているソフトプラスチックの管理を申し出、26日にREDcycleがこれを受け入れた。NSW州、VIC州およびSA州の倉庫32か所に1万2,000トンを上回るソフトプラスチックが保管されている。国内のリサイクル施設の対応限度や長期間保管されたソフトプラスチックの状態を考えると、一部がごみとして埋められる可能性もある。

コールズとウールワースは数百万ドルを献金し、金銭的利益は生じない。2社は過去10年でREDcycleに2,000万ドル支払い、国内のスーパーマーケット2,000店舗近くから毎月ソフトプラスチックおよそ1憶5,000万個が回収された。回収プログラムは昨年11月に停止され、その後何億個ものソフトプラスチックがごみとして埋められた。

ウールワース・グループのブラッド・バンドッチCEOは、「国民はREDcycleに裏切られた」「消費者が自主的に集めたソフトプラスチックが不要にごみとして埋められることのないよう、措置を講じる」と話した。

ソース: news.com.au – Supermarkets to take thousands of tonnes of soft plastic from REDcycle

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