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咳止めシロップなど55点を緊急リコール

【ACT28日】   薬品・医薬品行政局(TGA)は、咳止めシロップやトローチ55商品を緊急リコールした。成分のフォルコジンが、全身麻酔下でアナフィラキシー反応を起こす危険性が報告されたためだ。

フォルコジンは、咳止めシロップのCodral、Bisolvon、Benadrylなど国内で販売される55商品に含まれる。使用後、全身麻酔中に使用される筋弛緩剤にアナフィラキシー反応を示したとの報告が50件あった。1人は酷いアレルギー反応で死亡した。

TGAのジョン・スケリット非常勤教授は、「全身麻酔が必要で、12か月以内にフォルコジンを使用した場合は医師に伝えるべき」「痰のない乾いた咳には、別の薬がある」と話した。また、家にある風邪薬にフォルコジンが含まれているか確認し、別の咳止め治療について医師や薬剤師に相談するよう奨励される。

SA州フリンダース大学で臨床疫学研究を主導するアシュリー・ホプキンズ医師も、「咳止めのフォルコジンは重度のアレルギー反応との関連があり、命にかかわる恐れもある」「過去に他の薬にアレルギー反応を示したことのない患者にも起こり得る」と警告した。

ソース: news.com.au – Urgent recall of cough medicines containing pholcodine

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