【NSW2日】 NSW州シドニー市のウォータールーで1日午後9時ごろ、古木の枝が折れて路上に停めてあった車に落下し、車が大破する事故が発生したことが分かった。近くの歩道に通行人もいたようだが、怪我はなく無事だったという。事故が起きた当時、風は吹いておらず、壊死した枝が突然折れて落下したとみられている。
掲示板型ニュースサイトのレディットに投稿された写真によると、枝が折れた木は数か月前に近隣住民から、枝の一部が壊死して危険だと指摘があった木だという。他にもフェイスブックの利用者が同様に落ちた枝の写真をシェアすると、周辺にこのような古木が多くあるため、近寄らないよう指摘する声が寄せられた。
さらに投稿者の一人は、環境保全に熱心なカウンシルに対し、「木にも自然なライフサイクルがあるということを理解すべき」とコメントした。
一方、シドニー市の広報担当者は枝が折れた木について、昨年3月に調査が行われた際には、枝が折れて落下するような問題は発見されなかったと説明。「現在、市内には約5万本の木があり、毎年調査を行った上で、必要な管理や手入れを実施している」と話した。
ソース:news.com.au-‘Poor car owner’: Outrage as huge tree falls on vehicle after City of Sydney deemed it to be safe