【NSW3日】 3日の2Day FMに電話主演したドミニク・ペロテットNSW州首相が「電子タバコを吸う」と発言したことで物議を醸している。
番組の司会者から「多くの人が電子タバコを使用しています。あなたは使用禁止にしていますが、シドニーでは電子タバコを5分吸っていてもそれに対する規制はないですよね?」と質問を受けたペロテット首相は「処方箋が必要になります。正しい方法で使用をしてほしい」と答えた。
また、「電子タバコを使用していますか?」との質問に対して、同首相は躊躇することなく「たまに吸います」と答え、電子タバコのリキッドの好みを聞かれて「ミックスフルーツ」と答えた。
同州では、ニコチンを含まない電子タバコは合法となっており、ニコチンを含むものは2021年10月から処方箋制となっている。また、ニコチンの有無に関わらず電子タバコ製品やアクセサリーなどは18歳未満に販売することは禁じられているが、ニコチン入りの電子タバコやリキッドの闇市場が存在している。
NSW州選挙に向け、緑の党は闇市場を取り締まり、害を減らすために電子タバコの販売を規制することを公約しているが、この背景にはケンプシー在住の母親が生後11ヶ月の乳児に電子タバコを吸わせる動画をSNSに投稿したことが発端となっている。州警察は、現在この事件を調査中だとしている。
ソース: news.com.au – Premier reveals his ‘occasional’ controversial habit