【ACT6日】 VBの通称で親しまれ、オーストラリアを代表するビールのヴィクトリア・ビターが今週、新たにアルコール濃度6パーセントの「ヴィクトリア・ビター・エクストラ(VX)」を発売する。
同社によると、新商品のVXはオリジナルのVBと同原料でつくられ、アルコール度数6パーセントの強い味わいだ。250ミリリットル入りで、アルコール摂取量を測るスタンダードドリンクは1.2。オリジナルのVBは375ミリリットル入りで、スタンダードドリンク1.4だ。VXは赤、白、黒のロゴで、250ミリリットルの瓶4本入りの標準小売価格は16ドル、24本入りが60ドル。
同社のサラ・ウィルコックスさんは、「VXは、長年楽しまれたVBの風味を強くしたもの。ビール愛好家の選択肢を広げる」と話した。
ヴィクトリア・ビターは100年近くにわたり、アルコール度数4.9パーセントで製造されたが、2007年に4.8パーセントに、2年後の2009年に4.6パーセントに引き下げられ、大きな反発を受けた。
一方、国内で低アルコール度数のビールを好む人が増えている。カールトン・アンド・ユナイテッドブリュワリーズ(CUB)の売り上げの30パーセントも、アルコール含有量がゼロから中程度のビールだ。
ソース: news.com.au – Victoria Bitter to release high strength 6 per cent beer this week