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AUKUSの原潜詳細が明らかに

【ACT14日】   アルバニージー連邦首相は14日、訪問先の米国サンディエゴで米英首脳とともに、「AUKUS(オーカス)」による原子力潜水艦の詳細を明らかにした。向こう30年で費用は最大3,680億ドルに上る。

2040年までに、オーストラリアは原子力潜水艦少なくとも3隻を米国から購入し、米国の技術を取り入れた英国デザインの5隻をアデレードで建設する。直接的な雇用創出は2万以上、費用は2054/55年度までに2,680憶ドルから3,680ドルに達する見通しだ。潜水艦から出る放射性廃棄物の廃棄場所は決められていないが、国内で管理しなければならない。

アルバニージー連邦首相は、「オーカスは米英と最新鋭の潜水艦機能を共有するだけでない。3国が専門能力を貢献して、3国が恩恵を得る」と述べた。

オーストラリアは世界で7番目の原子力潜水艦保有国になる。バイデン米大統領は「潜水艦に核兵器は搭載されず、オーストラリアは非核保有主義を貫く」と強調した。

スーナク英連邦首相は「ロシアの違法なウクライナ侵攻、中国の主張、イランと北朝鮮によるかく乱行動。今まで以上に国のレジリエンスを強化する必要がある」と述べた。

中国の習近平国家主席は13日、全国人民代表大会でオーカスの計画に対する軍事強化を発表している。

ソース: news.com.au – Details of the massive AUKUS submarines deal unveiled on Tuesday

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