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老舗マイヤー ブリスCBD店舗を閉店へ

【QLD16日】  老舗デパート、マイヤーのジョン・キングCEOは16日、QLD州ブリスベンCBD(中央ビジネス区)のクイーン・ストリート・モールにある店舗を今年7月末で閉店すると発表した。モールを管理するビシニティー・センターズとの交渉が決裂したためと説明している。

マイヤーは先に、半期決算で売上高が24%増と記録的な伸びをみせたが、キングCEOは経済の鈍化を懸念しており、同社の業績見通しにおいても慎重な態度を示している。閉店にともない、これに代わる場所を模索しているとみられ、従業員についても新たな店舗に再配置できるようにしたい考えだ。

一方、ビシニティーは声明の中で、マイヤーの規模を縮小し営業を継続することも検討したとした上で、「結果として、マイヤーを除いて今後の計画を勧めていくことに決めた」と述べた。近く、再生計画を発表するとしている。

ブリスベン市のシュリナー市長は、マイヤーが閉店し新たな店舗が入居すれば、「市民や旅行者は、再び活気溢れる買い物体験を楽しむことができるようになる」との考えを示し、今後の計画について、店舗のオーナーたちと共に協力できることを楽しみにしていると話した。

 

ソース:abc.net.au-‘End of an era’: Myer to shut up shop at Brisbane’s Queen St Mall

 

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