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豪人の平均睡眠時間は? 世界睡眠デー

【NSW17日】  オーストラリア人の平均睡眠時間は6.9時間と、参加12か国のうち3番目に少ないことが、睡眠介助器具企業のレスメッド(ResMed)による調査で明らかになった。1位は日本(6.5時間)、2位は英国(6.8時間)だった。世界睡眠デーの17日を前に、レスメッドの研究者であるティム・スティーブンソン氏が睡眠にまつわる俗説について話をした。

スティーブンソン氏によると、「日ごろの睡眠不足を解消するため、週末に寝坊をして睡眠を取り戻す」という俗説は、しっかり休んだ気分にはなるが、実際のところ慢性的な睡眠不足の解消にはならないという。また、「昼寝は時間のムダ」という説については、エネルギーを回復したり認知機能の回復には役立つが、長時間の昼寝は夜の睡眠に影響が出るため、20分~30分にとどめることが重要だという。さらに、「寝酒をするとよく眠れる」という説については、寝つきは良くなるものの、途中で目が覚めるなど睡眠の質の低下を招くため、寝る直前の飲酒は避けたほうが良いとアドバイスしている。

調査によると、オーストラリアでは35%の人が過去一年間で睡眠の質が低下したと感じており、理由として家計への負担を挙げた。また、52%が新型コロナの感染流行後、ストレスの影響が睡眠にも及んでいると回答した。

スティーブンソン氏は、質の良い睡眠を得るには、就寝時間を決めることや、就寝までのルーティンを作るなど、環境を整えることが重要だとしている。気分を落ち着かせ、部屋の明かりを落としたり、携帯電話を使わないようにすることも勧めている。また、日中の適度な運動を増やしたり、心配や考え事をひとまずやめてベッドに入ることを勧めている。

 

ソース:news.com.au-World Sleep Day: Biggest myths about getting a good sleep

 

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