【QLD18日】 運転中のシートベルトや携帯電話の取り締まりに使用されている監視カメラをめぐって、市民の自由権保護団体が、下着などが映りこんでいる画像は性的プライバシーの権利に違反すると訴えていることが分かった。職員がこれらの画像を取り扱うにあたり、規制を見直す可能性も出てきた。
QLD州市民自由権カウンシルのオゴーマン副会長は、QLD州やNSW州の女性から、監視カメラで撮影された画像に下着が映りこんでいると苦情を訴えていることについて、これらの女性はすでにプライバシーを侵害されている可能性があると指摘した。
一方、QLD州で撮影された画像について当局の広報担当者は、画像を見るのは関係する職員だけとなっており、州のプライバシー保護法に従って画像を扱っているとして、当局を弁護した。
オゴーマン副会長はさらに、QLD州の複数の職員が、画像から女性についての身元詳細を入手し、誘い出す目的でデータベースにアクセスしたとして起訴されたことを挙げ、女性職員だけが画像を見られるようにするなど、より厳しい規制が必要と訴えている。
ソース:abc.net.au-Queensland phone, seatbelt cameras could face review amid ‘sexual privacy rights’ concerns