【ACT21日】 生活費の高騰が続く中、国内のクレジットカードの利用額が過去最高に達した。負債に苦しむ人が増えると懸念される。
連邦準備銀行(RBA)によると、1月のクレジットカードの利用額は過去最高の335憶ドルに達した。1年で17パーセント増だ。
国民の2人中1人が財政ストレスを抱えるなか、現金不足からクレジットカードで支払いを済ませる人が増えている。4人中1人(27パーセント)が「クレジットカードなしで財政管理できない」と話す。この割合は2021年5月は5人中1人(18パーセント)で、過去2年で50パーセント増加した。
昨年12月のクレジットカードの平均利用額は3,056ドル。クリスマス休暇と高インフレが利用額増を助長した。高金利も手伝って、負債から抜け出せない人が増えると懸念される。
調査会社ファインダーが2~3月に労働者1,310人を対象に行った調査から、50パーセント近くの人は貯金で1か月未満しかしのげないとわかった。さらに衝撃なことに、16パーセントは「1週間もしのげない」と答えている。
ソース: news.com.au – Cost of living rise causing ‘credit card crisis’ among Australians