【WA10日】 今年中に、国内で車用チャイルドシートなどのリサイクルプログラムが開始する。国内で毎年チャイルドシート、ブースターシート、乳児用カプセルおよそ100万個が購入され、2万個がごみとして埋め立てられている。
チャイルドシートのリサイクルプログラム「SeatCare」は、WA州で2か月間試験的に行われた後、今年中に同州で8か所、全国で25か所の収集地点を設ける。消費者はウェブサイトから最寄りの収集地点を確認でき、主なチャイルドシート製造企業および小売店とも連携する。
当初、古くて安全でないチャイルドシートが地域内で再使用されるのを防ぐために始められた。シート内でリサイクル可能な部品およそ1万5,000トンが毎年ごみとして埋め立てられているが、部品の9割は再利用可能。同プログラムは障がい者の雇用も促進し、現在およそ10人が雇用されている。
SeatCareは、製品が環境に与える影響を製造企業や使用者、政府が管理し、地域にとってより有益になるよう奨励する連邦のプロダクト・スチュワードシップ法によって管理される。プロダクト・スチュワードシップにはコンピュータ、飲料ボトル、工業潤滑油、マットレス、電池、古いテレビも含まれ、SeatCareは完全任意だ。
ソース: abc.net.au – National recycling scheme being launched for children’s car seats