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シドニー住民 一番通勤したくない曜日は?

【NSW4日】   UTSの交通研究センターの新データから、シドニー住民がオフィスへの通勤を避けて、在宅勤務を選択する曜日が明らかになった。

 

同センターのマシュー・ハウンセル研究員の研究発表によると、在宅勤務に最も人気のあるのは週の初めと終わりの曜日で、電車利用者を調査したところ、月曜日が最も通勤者の少ない曜日だったという。

 

今年2月の期間中、1日の電車利用者の平均タップオン回数が、火曜日、水曜日、木曜日はおよそ100万回だったのに対し、月曜日は最も少ない平均94万2,367回だった。また、金曜日は平均99万1,767回で2番目に利用者が少ない曜日となっている。

 

ハウンセル氏は、月曜日と金曜日よりも、火曜日、水曜日、木曜日の電車利用者数の多さは、「当然の傾向と言える」としている。一方で、同氏は「朝5、6時に工場などで勤務する人たちの利用は回復しているが、朝8時の会社勤めをする人たちの利用はそれほど増加していない」とし、パンデミックによるロックダウンは過去のものとなりつつあるが、電車利用者の数はまだ2020年当時より下回っていると指摘している。

 

同研究のデータによると、利用者数が最も回復しているのは、土曜日の市内への利用で、利用率は2020年2月時点の94%まで戻っている。一方で、ロックダウン前のレベルに比べて、タップオン率は火曜日から木曜日が75%、月曜日は70%にとどまっており、2020年の水準を下回った結果となっているが、同氏は「2016年から2019年、2020年までの利用者数が急増したことを考慮すると、需要が現在低下しているとは言えない」との見解を示している。

 

ソース: news.com.au – Day of the week Sydney refuses to commute to work revealed

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