【NT12日】 NT準州キャラバン・パークス協会は、キャラバン・パークの予約件数が好調だった昨年から、現在は約50%まで低下していると懸念を示したことが分かった。予約件数低下の背景として、航空料金や生活費の高騰のほか、ここ最近報道された準州内の犯罪増加や社会問題が大きく関係しているとの見方を示している。
NT準州キャラバン・パークス協会会長でアリス・スプリングス・キャラバン・パークのオーナーであるブレンダン・ヒーナン氏は、青少年犯罪の増加など一連の報道で地域のイメージが低下したことが、観光客減少の原因との見方を示し、「全体的に衰退傾向にあり、観光業界はみんな同じ状況だ」と話した。
一方、ホスピタリティーNTのアレックス・ブルースCEOは、今年2月と3月の統計ではかすかに希望の光が見えたが、4月は大きく落ち込んだとして、キャラバンパークほどではないが「大きい」落ち込みだとしている。また、生活費の圧力と一連の報道が主な原因との見方を示した。
ソース:news.com.au-NT tourism operators fear crime, economic conditions will hamper season