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どう猛犬襲撃頻発 規制強化求める声も

【QLD14日】  QLD州南東部で今週、5人がどう猛犬に襲われる事件が起き、このうち3人が幼児だったことが分かった。英国動物虐待防止協会(RSPCA)によると、国内では約半数の世帯が一頭またはそれ以上の犬を飼っているが、繁殖に関する規制や飼い主が順守すべき規制について注目が集まっている。

QLD州南東部で人を襲った犬の犬種は、アルゼンチン・ドゴ、ブラジリアン・ガード・ドッグ、土佐犬、アメリカン・ピット・ブル・テリア、ドゴ・カナリオと報告されている。同州のモレトン・ベイ地域カウンシルでは、284頭のどう猛犬が登録されており、22年に報告された襲撃件数は722件で、このうち236件が人への襲撃だった。

モレトン・ベイ地域カウンシルは19年、動物管理法の見直しを求め、パラシェイ州首相は罰則の厳罰化が好ましいとした上で、各カウンシルがより厳しい取り締まりを行うべきとの見解を示していた。

一方、モレトン・ベイ地域カウンシルのフラネリー市長は、「重要な課題についての議論を後回しにした結果、このような悲惨な事故が起きていることは衝撃だ」と述べ、各市が問題について調査を行い、これらの危険な犬を管理していけるよう、十分な権限が与えられるべきだと主張した。

 

ソース:abc.net.au-Five Queenslanders have been injured in dog attacks this week. How do councils manage dangerous animals?

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