【NSW21日】 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)を経て居住形態が変化してきたことから、かつて人気を集めた2ベッドルームの集合住宅は「廃れる運命にある」と、住宅ローン比較サイト、インフォチョイスが指摘していることが分かった。
インフォチョイスのハリソン・アツベリー氏によると、一人暮らしをする予定の人は2ベッドルームよりも家賃の安いスタジオや1ベッドルームを選択していると指摘。これらの人たちは自宅勤務であってもリビングルームを仕事場として使うことも構わないと考えていると話した。
また、2ベッドルームの場合は入居者が2人以上でなければお手頃とは言えず、2人がそれぞれ自宅勤務の場合、仕事場を設けるとやや手狭になるとした上で、カップルなどは家賃もそれほど変わらない3ベッドルームを選ぶ傾向があるとしている。
不動産エージェントでタックスアドバイザーのマーク・ディエゴ氏もまた、生活費が上昇していく中で、多くの人がハウスシェアやルームシェアなど低コストの選択を行っているとして、2ベッドルームの集合住宅は「間違いなく魅力が失われつつある」と述べた。
ソース:news.com.au-Two-bedroom apartments becoming a dying breed as cost of living crisis bites