【NSW22日】 NSW州の幼稚園では、感染力の‘強いインフルエンザが早くから蔓延しており、同州では保護者にワクチン接種を呼びかけている。
国立免疫研究監視センター(NCIRS)のデーターによると、昨年の記録的なインフルエンザ・シーズンの同時期と比較し、今年はすでに5,000件以上のインフルエンザ患者が確認されているという。
デイリー・テレグラフの伝えるところによると、この「幼稚園インフルエンザ」は、A型インフルエンザの新型で、同州のデイケアや幼稚園などで急速に広がっているという。
今年に入り、生後6ヶ月から5歳までの子供のうち、インフルエンザの予防接種を受けている子供はわずか2%、また5歳から15歳はわずか1.4%にとどまっている。このため、保健当局は、今年のインフルエンザの流行が予想よりも早く早まっていることから、保護者に対して子供に早めに予防接種を受けさせるよう呼びかけている。
インフルエンザの予防接種は、生後6ヶ月から5歳の子ども、アボリジニとトレス海峡諸島民、65歳以上、妊婦、そして重篤な健康状態の人には無料で提供される。
同局は、コロナウイルスによるロックダウンや、国境閉鎖によって2年間患者の数が激減した後、全国民の免疫力が特に低下したままであると警告している。
ソース: news.com.au – Parents urged to get kids vaxxed as ‘kindy flu’ spreads through preschools