【ACT21日】 オーストラリア在住のニュージーランド人の市民権取得のプロセスが簡単になることが明らかになり、ニュージーランド人にとって朗報となった。
アルバニージー豪首相は、2023年7月1日から、オーストラリアに住むニュージーランド人が直接オーストラリア国籍を取得できるようになると発表した。この変更により、全てのスペシャル・カテゴリーのビザ保持者は、4年間の居住期間とその他の資格要件を満たせば、永住権を取得しないで市民権を直接申請することができるようになる。
2001年2月以降、オーストラリアにいるニュージーランド国民は「非保護」となるSCV保持者とみなされ、社会保障給付を受ける資格が制限されている。永住権を取得後に市民権を所得した場合のみ、これらの給付を受けることができた。
変更後は、オーストラリアでのニュージーランド人に対する条件が、ニュージーランドでのオーストラリア人に対するものと同等になる。アルバニージー首相は、今回の変更により、両国間の「歴史、共通の価値観と展望によって築かれている友好関係」がさらに強化されることになるだろう、と述べた。
ソース: news.com.au -Major change to citizenship path for New Zealanders in Australia