【VIC15日】 VIC州で公共交通機関の切符管理企業変更に伴い、デビッドカードやクレジットカードでの支払いが可能になる。
2007年からミキカードを運営したNTTデータに代わり、今年末から米企業のConduent Business ServiceがVIC州の交通機関の切符制度を担当する。2024年から試験的にデビッドカードとクレジットカードでの支払いを開始し、2年かけて地方の交通機関でも展開させる。向こう2年は既存のミキのプラスチック製カードも使用できる。
スマートフォンやスマートウォッチでの支払いも可能になり、アンドロイドとアップル共に対応する。2019年に導入された現行のミキアプリはアンドロイドのみ対応だ。
「カードを家に忘れた際のオプションに欠ける」と、ミキは長年にわたって交通機関利用者から批判を浴びてきた。
NSW州は2018年から電車でデビッドカードとクレジットカードの使用を開始し、翌2019年にバスでも展開した。SA州はアデレードのトラムとバスのオーバーン(O-Bahn)で現在使われる非接触型決済を、今年半ばまでにすべてのバスで展開する。QLD州は、ゴールドコーストのトラムネットワークとブリスベンの一部電車で非接触型決済を導入している。
ソース: abc.net.au – Commuters to use credit cards to pay for fares on public transport as myki contract replaced