【NSW17日】 格安航空ジェットスターは17日、飛行機を定刻通りに出発させるため、今月23日からオーストラリアとニュージーランドの国内便で、チェックインと手荷物預け入れの手続き締め切りを現在の30分前から40分前に変更すると発表した。国際便についても変更し、手続きの締め切りを出発の60分前とする。
これに合わせて、搭乗ゲートの閉鎖も早まる見通しで、これまでは出発の15分前に閉鎖していたが、今後は国際線と国内線の両方で20分前に閉鎖される。
ジェットスターのフランジ最高執行責任者(COO)は声明の中で、現在の運行を取り巻くサービス状況について「不十分である」と認めた上で、「離着陸を定刻通りに行い、信頼性を取り戻すため、全力を尽くしている」と説明した。
先月、インフラ・運輸・地域経済局(BITRE)は、ジェットスターについてサービスの7.1%がキャンセルされているとして、最も信頼性のない航空会社とする最新統計を発表していた。
フランジCOOはまた、サービス向上のために空港職員、乗務員、エンジニアの雇用を強化していることを明らかにし、「チェックインや手荷物預け入れ、搭乗時間などの変更により、サービス水準を諸外国の格安航空会社と同程度まで引き上げたい」と決意を示した。
ソース:news.com.au-‘Not up to scratch’: Jetstar changes check-in and boarding times to reduce delays