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インフルエンザ感染者 すでに昨年の100倍

【ACT19日】  政府機関の全国全数把握疾患システム(NNDSS)によると、今年だけでインフルエンザと正式に確認された患者は4万人以上となり、このうち8,173人は5月の初めから中旬にかけて感染していたことが分かった。感染者数は昨年の100倍に達する勢いとなっており、大流行が懸念されている。

医療用品販売のオージー・ファーマ・ダイレクトのセルドン社長は、「感染する可能性は非常に高い。私自身も感染した」と述べ、自身の場合は一週間寝たきりの状態で、感染の症状から回復するのにさらに3週間かかったと説明。ワクチンを接種していない人のほぼ全員が感染するくらい大きい影響が出るとの見方を示した。

オージー・ファーマ・ダイレクトによると、インフルエンザの流行を見越して、すでに感染予防なに必要なマスク、消毒液、新型コロナとインフルエンザの感染を一度に検査できるキットなどが、ここ2週間で売り上げを200%伸ばしているという。

セルドン社長は、ワクチン接種直後にA型インフルエンザに感染し、ワクチンの効果が出る前だっため、その症状は新型コロナよりも重いと感じたとしている。また、いまだに完治せず咳に悩まされていると症状の重さを訴え、手洗いうがいでしっかり予防することが重要だとしている。

 

ソース:news.com.au-Thousands of cases of ‘horrendous’ flu strain emerge

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