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アルバニージ首相が広島入り 20日クアッド会合

【広島19日】  連邦政府のアンソニー・アルバニージ首相は19日、主要7か国首脳会談(G7サミット)首脳会談が開かれている広島に到着した。招待国として参加し、各国首脳との会談に臨むほか、4か国戦略枠組み「クアッド(Quad)」の首脳会合に、20日午後参加する。

アルバニージ首相は、世界で初めて原爆が投下された歴史を記念している広島平和記念公園を訪れる。今回のG7では、核のない世界を目指す「核の不拡散」が主要テーマとなっている。

一方、オーストラリアのシドニーで開催が予定されていたクアッドの会合は、米国のバイデン大統領が自国の債務上限引き上げ問題に対応するため、オーストラリア訪問を取りやめたことから、G7に合わせて広島で実施することが決まった。

シドニーでのクアッド首脳会合が実現しなかったことについて、連邦政府のリチャード・マールズ首相代理は、残念だが状況は理解するとし、アルバニージ首相とバイデン首相の間で、米英豪の3国軍事枠組み「AUKUS(オーカス)」のもとで進めているオーストラリアの原子力潜水艦の配備計画についても、話し合いが行われることを期待していると述べた。

 

ソース:news.com.au-Anthony Albanese arrives in Japan for meetings with world leaders at G7 summit

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