【ACT21日】 G7サミットのサイドライン会合で20日、米国とオーストラリアは気候とクリーンエネルギーに関する同意を結んだ。
米国とオーストラリアは、両国のソーラー(太陽熱)、風力発電、貯蔵技術の資力を一つにし、鉱物資源の供給調整、新たなバッテリーの開発、次世代エネルギーである水素市場を支援する。両国首脳は「持続可能で回復力に富む安全な鉱物と、クリーンエネルギー技術を世界に提供する」「クリーンエネルギーの世界的理解を推進することで両国の経済成長を促進し、インド太平洋地域におけるエネルギー需要増に取り組む」と共同声明を発表した。
バイデン米大統領はまた、「米国の軍需産業基盤の国内資源としてオーストラリアを支持する」と米連邦議会で話すと約束した。オーストラリアにとって製造・供給の新たな機会となる。
アルバニージー首相は21日朝、「気候とクリーンエネルギーに関する同意を支持したバイデン大統領に感謝する」「米国連邦議会は、軍需産業でオーストラリアのサプライヤーを国内企業と同等に扱う」とメディアに話した。
アルバニージー氏はまた、サミットに先駆けてアントニオ・グテーレス国連事務総長と会談し、国際秩序、スーダンとウクライナの人道主義的課題、気候変動問題に対するオーストラリアの姿勢について話した。
ソース:news.com.au- Australia signs ‘transformation compact’ with United States on climate and clean energy