【QLD22日】 国内最大の紅茶会社ネラダ・ティーは、QLD州最北部の農園での製造中止を決定した。燃料と肥料の高騰、さらに国内の紅茶需要減を背景に、費用効果のより高い商品に移行する。
ネラダ・ティーは、ケアンズ西部のアサートン・テーブルランズにある360ヘクタールの紅茶農園を来月末から休止する。農園は費用効果の高いアロマや紅茶抽出物の生産に使用する計画だ。社長のジョン・ラッセル氏は「悲しい決断だ」と話した。
5年前の干ばつ、さらに紅茶の需要が毎年およそ10パーセント減り続け、同社は業績に苦しんでいた。パンデミックでティーバッグ紅茶の需要が上向いたが、規制緩和とともに再び減少した。コーヒーの人気増も悪影響だ。
現在の在庫量から、少なくとも向こう1年は国内のスーパーマーケットでネラダ・ティーが販売される見通しだ。
ソース: news.com.au – Production ‘paused’ for Australia’s biggest tea manufacturer