【ACT23日】 4月、スーパーマーケット大手のコールズとウールワースで食料品価格が9.6パーセント上昇した。インフレの平均7パーセント増を上回る。
調査は投資銀行のUBSが食料品6万点以上を対象に行った。9.9パーセント上昇した生鮮食品は、向こう数か月で供給量の上昇とともに価格が下がると予想される。
コールズの広報官は「UBSのデータは全商品が対象でなく、消費者の購買行動も反映していない。正しくない」と批判する。
昨年、乳製品やジャムなど朝食の定番品の価格は13パーセント上昇した。ベジマイトは8パーセント、ベガのピーナッツバターは9パーセント、一部のヨーグルトは12パーセントそれぞれ上昇した。一方、昨年10パーセント上昇した鶏肉は先月1パーセント下落、豚肉も4パーセント下がった。
インフレ率はコールズがウールワースを上回り、3月の9.1パーセントから4月は10.5パーセントに上昇した。ウールワースは3月が9.7パーセント、4月は8.7パーセント。食料品市場の3分の2を2社が占める。
2022/23年度末にインフレは6パーセントに緩和され、来年度末までに3.25パーセントに下がると連邦政府は予想する。
ソース: news.com.au – Food prices up by 10 per cent at Coles and Woolworths, rising faster than inflation