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出生証明の性別変更で手術不要に QLD

【QLD15日】  QLD州政府は14日夜、ジェンダーダイバーシティー(性の多様性)への動きを背景に、出生証明上での性別変更の条件として性転換手術を求めないほか、出生証明上の氏名変更も同時に行えるようにするなど、出生証明書の“現代化”に取り組むと発表した。

さらに、16歳以下の子どもについても、保護者の承諾があれば一定の基準を満たすか、子ども裁判所からの承認を得れば、これらの変更を行うことが可能となる。子どもや家族と信頼関係を築いた専門家によるアセスメントを受けることも求められる。

同法案ではさらに、同性もしくは多様な性を持つ保護者についても変更を行い、子どもの出生証明書で両方を母親または父親として登録することが可能となる。

QLD州のダース法務長官は、同法案を“歴史的“とした上で、「法的認識を勝ち取るために立ち上がったLGBTIQA+の人のもの」、「すべてのQLD州民が、自分のアイデンティティーと合致する法的アイデンティティーを持つことを可能としたこの法案を採択することを誇りに思う」と見解を述べた。

 

ソース:news.com.au-Queensland passes new laws to ‘modernise’ birth certificates

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