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QLDで増加する犬の襲撃 州民に意見問う

【QLD25日】   QLD州政府は、犬に襲われる事件を減らす目的で、事件を起こした犬の飼い主に対する厳罰化や特定の犬種の禁止などを含む討議文書を発表した。8月24日まで、州民に意見を求める。

ファーナー州農業相は25日、「責任ある飼い主がほとんどだが、犬による深刻な襲撃事件が絶えない」「ペットが地域社会に危険をもたらさないよう、すべての飼い主に求める」と述べ、フィードバックを提出するよう呼び掛けた。

同州で犬に襲われる事件は増加しており、全国でも犬に噛まれる事件が毎年およそ10万件発生している。8割は家庭内で発生し、子どもは大人の3倍入院する確率が高い。

提案内容として、犬をコントロールできず傷害・死亡をもたらした飼い主の罰則に禁固刑を含む。全国で犬の攻撃の罰則に懲役刑を含まないのはQLD州のみ。また、ドゴ・アルヘンティーノ、フィラブラジレイロ、土佐犬、ピットブルテリア、プレサ・カナリオなど危険犬種を禁止し、繁殖の許可を撤廃する。既存の犬は対象外とする。さらに、公共の場で飼い主は犬をコントロールしなければならない。

ソース: news.com.au -‘Enough is enough’: Queensland moves to toughen dog laws after attacks

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