【VIC27日】 米国の人気シンガーソングライター、テイラー・スウィフトが来年2月、最新ツアー「Eras Tour」でシドニーとメルボルンを訪れる。VIC州政府はファンが法外な料金を要求されることのないよう、メルボルン公演を”主要イベント”としてチケット転売法を適用させる。
通称“Tay-Tay “のスウィフトが前回オーストラリアでライブを行ったのは2018年。チケットの争奪戦はかなり激しくなる模様だ。アメリカン・エクスプレスの顧客を対象とした先行販売は、あまりの需要にウェブサイトがクラッシュした。
VIC州のチケット転売法のもと、元値の10パーセント以上上乗せしてチケットを広告・転売できない。パッケージとして転売されるチケットはイベント主催者の許可を得なければならず、個人売買も座席など詳細を提示しなければならない。違反に対する罰金は925ドルから55万4,760ドルに上る。NSW州の消費者は自動的に転売法によって保護される。
第三者による転売価格が3,000ドルを上回ると報告を受けて27日初め、消費者擁護団体のチョイスはVIC州政府に対し、スウィフトのライブを主要イベントとするよう要請した。
メルボルン・クリケット・グラウンド(MCG)で行われる2夜のライブは観客18万人を動員する。他州からもファンが訪れると予想される。
ソース: abc.net.au – Taylor Swift’s Melbourne tour declared a ‘major event’ in Victorian government bid to prevent ticket scalping