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メルボルンCBDで倉庫火災 10代少年2人に放火罪

【VIC8日】   メルボルンCBDで発生した大規模な火災が発生、VIC州警察は不審火として捜査を進め、10代の少年2人を放火罪で逮捕した。

 

6日午後4時頃、サウスバンクのクラウン・カジノとシティ・リンクの間にあるクラレンドン・ストリート沿いの倉庫で火災が発生し、救急隊が駆けつけた。火災発生時には倉庫内には誰もいなかったが、濃い煙が何キロにもわたり立ち込めたため、建物は「甚大な被害」を受けたという。消防隊が到着する頃には、1棟の建物は炎に包まれ、隣の工場に火が燃え広がっていた。

 

VIC州警察は、7日の午後に、サザンクロス駅で13歳と15歳の2人を逮捕したと発表し、2人はさらなる捜査が終了するまで釈放され、放火罪で起訴される見込みであると述べた。また、「ここ数週間でCBDにおいて発生している一連の窃盗、強盗、強盗未遂でも2人を起訴する」と広報担当者は語った。

 

この火災の消火活動には、消防士35人が動員され、一部の隊員は呼吸器を装着して消火活動を行なっていた。この火災により、クラレンドン・ストリートは両方向とも通行止めされ、サウス・メルボルンを走るトラム12番線も通行止めとなり、交通は大混乱となった。

 

VIC消防救助隊は、アルバート・パーク、ドックランズ、メルボルン、ポートメルボルン、サウスメルボルン、サウスワーフ、サウスバンクの住民に警戒を呼びかけ「最新情報を確認してほしい。周辺地域の高層マンションに居住の人は煙の侵入を防ぐため、ドアや窓を閉めて」と警鐘を鳴らした。

 

ソース: news.com.au – Two teenagers released after suspicious factory fire in Melbourne’s CBD

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