【ACT10日】 国内で来月21日から、希望する人は生涯インターネットのギャンブルからの自制が可能になる。政府は先立って、インターネットの賭け事にクレジットカードの使用も禁止している。
来月21日から、ネットギャンブルの自制登録「BetStop」が開始する。スポーツの決勝戦や春の競馬シーズンを前に、消費者をスポーツ賭博依存から守る。登録者は、3か月から生涯にかけてオンラインや電話によるギャンブルが禁止される。登録後3カ月は自制期間の取り消しが不可。取り消しを希望する際に、有資格の専門家からカウンセリングやアドバイスを受けた上での決断との法定宣言も必要だ。取り消し申し込みの際に、サポートも受けるよう通知される。
サービス提供業者は登録者のアカウント開設や賭博を禁止し、マーケティング資料を送ることができない。また、広告やウェブサイト、アプリ内でBetStopを推進しなければならない。さらに、登録開始に併せ、消費者が最初の賭けを行う前に事前審査で身元を確認するよう義務付けられる。
コミュニケーション相のミシェル・ローランド氏は、「ネットギャンブルの危害から国民を守るのは政府の主要優先事項」「脆弱な消費者がネットギャンブルから手を引くよう流れを一変させる」と話した。
規制管理はオーストラリア通信メディア局(ACMA)が行う。
ソース: news.com.au – Self-exclusion register BetStop to launch in August