【NSW13日】 大手飲料コカ・コーラ・オーストラリアは、同社が製造販売する人気飲料スプライトのプラスチックボトルについて、再利用しやすい仕様とするため、現在の緑色から透明に変更すると発表した。60年近くにわたって親しまれてきた緑色のボトルは、今年8月末までに姿を消すことになりそうだ。
現在、スプライトのボトルは、緑色のポリエチレン・テレフタラート(PET)となっており、再利用する場合、衣料品に一度再生することが可能だが、緑に着色されているため、新しいボトルとして再利用することは出来ない。
国内では、すでに容量1リットル以下のスプライトで、蓋とラベル以外が100%再利用のPETから製造されている。
コカ・コーラ・オーストラリアのマーケティング部長のケイト・ミラー氏は声明の中で、「われわれはボトルに一回以上生まれ変わって欲しいと考えている」とし、「パッケージの循環に移行していくために、これが正しい行いだと理解している」と説明した。
ソース:news.com.au-Coca-Cola announces huge change to Sprite bottles in Australia