【WA19日】 WA州パースから北へ250キロメートルのグリーン・ヘッド近くの海岸で発見された巨大な謎の物体について、科学者らは「頑強なロケットに付属するモーターのケース」との見方を強めていることが分かった。また、警察は当初物体を危険物として扱っていたが、これについても近隣地域に危険が及ぶことはないと判断したもようだ。
巨大な物体は16日、海岸を訪れた人によって発見され、調査が進められていた。調査によると、このようなロケット付属のモーターケースは、ロケットの推進剤とロケットの燃焼室の両方の役割を果たしているという。またWA警察は、物体を倉庫で保管するために移動させたと報告した。
オーストラリア宇宙局(ASA)は、ロケットの種類を見極めるとともに、ロケットがどこからやって来たものなのか、諸外国から引き続き協力を得ながら調べを進めると説明した。ASAはさらに、謎の物体や破片を発見した場合は、地元の警察とASAに速やかに通報するよう呼びかけている。
WA州では、3週間前にも謎の物体が沖で漂流していたところが目撃されている。
ソース:news.com.au-Major update about origin of mystery object found on beach