【ACT20日】 連邦政府のアルバニージ首相は20日、FIFA女子サッカー・ワールドカップ(W杯)でオーストラリア代表チームのマチルダス(Matildas)が優勝した場合、国民の祝日を宣言したい考えを明らかにした。W杯はニュージーランドと共同開催で8月20日まで開催される。
アルバニージ首相は20日、ABCラジオに出演し、マチルダスにメッセージはあるかと聞かれると、「私からのアドバイスは必要ないと思う。ただグッド・ラックと伝えたい。今夜の試合を楽しみにしている」と述べた。
同首相は、昨年開催された男子W杯でオーストラリア代表が優勝した場合は祝日をもうけると宣言。女子代表の「マチルダス」が優勝した場合も、州・準州の首相らに個人的に直接電話をかけて交渉したいと話した。
オーストラリア代表は、B組でアイルランド、ナイジェリア、前回の優勝チームのカナダと対戦することが決まっている。これまでのW杯で優勝経験はないが、07年以降の4大会で1次リーグを突破するなど安定した成績を収めており、優勝候補に名を連ねている。
過去の首相では、労働党のボブ・ホーク元首相が1983年、オーストラリアがヨットレースのアメリカズカップで優勝した際、「今日、出勤しなかったことで誰かをクビにする上司は最低だ」と述べ、事実上の祝日を宣言して話題となった。
ソース:news.com.au-Anthony Albanese makes bold public holiday call ahead of World Cup