【NSW20日】 通信大手テルストラは、コスト削減策として人員削減に着手し、このほど第一弾として472人を解雇したことが分かった。同社は2025年までに5億ドルのコスト削減を目指すとしている。
テルストラの広報担当者は、競争力を維持し、効率的かつ効果的に事業を推進するため、事業再建を進めていると説明した上で、「一部の従業員は同社を去ることになるが、新たな役職もまた創出されるだろう」と話した。
今回のコスト削減では、内部移動ができなかった人に対し、支援サービスや余剰人員解雇パッケージが提供されるとみられている。
テルストラのアンディー・ペン前CEOは、先のコスト削減戦略のT22で25億ドルを削減し、8,000人を解雇した。これについて「必要な戦略」と説明していたが、今回の戦略となるT25 については「成長ための戦略」と位置付けている。
ソース:news.com.au-Telstra axes nearly 500 roles in first round of major job cuts