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国内住宅価格 来年まで上昇の予想

【NSW23日】   銀行大手NABは、シドニーの住宅価格が向こう2年で最大12パーセント上昇すると予想する。需要と供給の不均衡により、国内主要都市の多くで同様に上昇するとみられる。

NABは、シドニーの住宅価格が今年中に6.9パーセント、来年もさらに4.9パーセント上昇すると予想する。メルボルンは今年2パーセント、来年7.4パーセント上昇。ブリスベンは5.4パーセント、アデレードは3パーセント、パースは6パーセントそれぞれ上昇すると予想される。ホバートのみ、流れに逆らって6.4パーセント下落する予想だ。

同銀行はまた、連邦準備銀行(RBA)が9月までに政策金利をさらに2度引き上げて4.6パーセントに上がると見積もる。一方で来年にも下がり始める可能性があるという。インフレも、向こう18カ月目標値を上回ったままと予想される。

2023の人口増加は2008年以上最大の1.9パーセント。NABのグループ・チーフ・エコノミスト、アラン・オスター氏は、「国境再開後の人口増と、パンデミック中からの広いフロアスペースの人気によって需要は著しく伸びるのに対し、新規住宅の建設が追い付いていない」と話す。

ソース:news.com.au- How much house prices will rise in your city

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