【NSW7日】 サッカー女子ワールドカップで7日、オーストラリアはデンマークを2‐0で下し、準々決勝進出を決めた。試合後半にはキャプテンのサム・カーが今大会初出場し、スタジアムは声援で沸いた。
試合開始からデンマークの勢いが強かったが、30分の時点でオーストラリアのケイトリン・フォードが先制点。低いボールがデンマークのゴールキーパーの足の間をすり抜けた。トニー・グスタフソン監督は、「デンマークからのプレッシャーは大きかったが、慌てることなかった。チームとして成熟している」と振り返る。
オーストラリアは先制後に試合をコントロールし続けたが、後半70分の時点でヘイリー・ラソが追加点を入れるまで安心できなかった。デンマークはペルニール・ハーダーを筆頭にアグレッシブな攻撃を続け、オーストラリアはフォードを前面に送ることに苦戦し、メアリー・ファウラーも力を発揮するスペースが十分なかった。
試合終了前10分にマチルダスのキャプテン、サム・カーが出場すると、スタジアムの観客7万5,784人は沸き上がった。
オーストラリアは12日、ブリスベンで行われる準々決勝でモロッコまたはフランスと対戦する。
ソース: abc.net.au – Matildas through to FIFA Women’s World Cup quarterfinals as Sam Kerr returns in 2-0 victory against Denmark