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バリで事故 豪人男性に治療費37万ドル請求

【SA9日】  SA州アデレードに住むブレイク・ギッブさんが今年7月、インドネシアのバリ島でバイクを運転中に転倒した事故で、治療費37万ドルを請求されていたことが分かった。ギッブさんは旅行保険、フリーリー(Freely)に加入していたが、7ドルのバイク事故に関する補償を追加していなかったことが高額請求につながったという。

ブレイクさんは顔面への負傷と脳に損傷があり、バリの国際医療センターで手術による救命措置が施された後、ヘリコプターで医療行為を行いながら医療機関へ患者を搬送する医療後送が行われた。現地では、前払いで4,000ドルの治療代を支払ったという。

ブレイクさんの母親ロスリンさんは、保険による請求が行えない場合は家族が治療代を負担するとした誓約書に署名したが、「緊急事態の場合には必要なことはすべてやりたいと考える」と述べ、実際に巨額の治療費を支払うことに考えが及ばなかったと振り返った。

ロスリンさんによると、ブレイクさんは現在、ロイヤル・アデレード病院で顔面の再建手術を受け、数週間で集中治療部へ移動となる見込みだ。ブレイクさんの家族は現在、治療費をまかなうためゴーファンドミーで寄付を募っている。

 

ソース:news.com.au-Family hit with $370,000 medical bills after son’s Bali motorcycle accident

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