【NSW12日】 NSW州政府は、同州の学校(小・中・高)で、「最優先事項」として学校でのVAPEの取り締まりを行うと発表した。
プルー・カー初等教育相は12日、保健省と教育省がこの問題に対応するため、VAPE使用の危険性に関するキャンペーンを開始し、専門家による会議を開催すると発表した。
カー相は、キャンペーンではVAPEに含まれる「非常に危険な」成分に焦点を当てるとし、「VAPEはフルーツの香りで、デザインも小さな蛍光ペンのようだが、子どもたちがその使用に関連する潜在的な危険性を認識していないことが懸念」と述べた。また、キャンペーンでは、子どもたちのVAPE使用を削減させるための戦略作りに焦点をあて、学校を支援していく方法を検討していく。
VAPE使用が問題化している学校については、現在VAPE検知器を設置する協議が進められているが、同相は未成年者のニコチン使用量の増加は州全体で報告されている、としている。また、「公立学校だけでなく、カトリック、独立系の学校からも報告がある」とし、州政府が状況把握をできるように学校に対してVAPEに関する報告をするように呼びかけている。
ソース: news.com.au – NSW government announces vaping roundtable in ‘priority’ crackdown on school kids vaping