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ドアダッシュ スパムメッセージ違反で罰金

【ACT16日】   フードデリバリー企業のドアダッシュが、顧客と契約従業員らに対するスパム違反で罰金200万ドルを科された。

オーストラリア通信メディア局(ACMA)によると、ドアダッシュは「メッセージを受け取らない」と意図した顧客らに56万6,000超の宣伝メールを、同社で勤務予定の運転手らにも購読解除の選択肢なしで51万5,000超のメッセージを送信した。

ACMAのネリダ・オロックリン局長は「購読解除に時間を費やした後もマーケティングのメッセージを受け取るのは、非常に苛立たしい」「契約の可能性あるドライバーにも送るとは許しがたい」「ドアダッシュは大規模なマーケティング活動を行う大企業であり、法律違反の言い訳にならない」と批判した。

ACMAは消費者からの苦情を受け、昨年2~10月に調査を行った。契約予定のドライバーらに送られたメッセージから、オファーやインセンティブなどビジネスチャンスを促進する内容が伺えた。

国内60か所で展開するドアダッシュは、「スパム規則に沿うよう、独立したコンサルタントを招く」との裁判所命令に合意した。定期報告も義務付けられる。

過去18か月で国内事業らに対し、スパムおよびテレマーケティング法違反で1,000万ドル超が科せられた。

ソース: news.com.au – DoorDash cops $2m fine for spam text messages to customers and contractors

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