【NSW17日】 シドニー地域保健事務所(SLHD)は17日、ロイヤル・プリンス・アルフレッド(RPA)病院の不妊治療クリニックで管理されていた受精卵が何らかの細菌に感染したことを受け、感染経路について調査を進めていると発表した。これまでに、少なくとも3人の女性の受精卵が細菌の感染により破壊されたことが分かっている。
被害にあった女性の一人は、国営放送ABCに対し「とても悲しく、数日間は起きたことを理解するためにすべての情報網から離れる必要がある」と述べた。
また、SLHDの広報担当者は「感染の影響を受けた患者にとって困難な時であると理解しており、誠意をもって謝罪したい」と述べ、RPA病院は患者を支援すると連絡したことを明らかにした。
同クリニックに予約を入れた患者については、調査や消毒が終了するまで他の施設で診察を受けるとした上で、8月23日には再開の予定と説明した。
IVFオーストラリアによると、一回の体外受精サイクルにかかる実費費用はメディケアからの払い戻しを除いて約5,550ドルとなっている。
ソース:news.com.au-Embryos infected with bacteria in Sydney hospital fertility clinic