【ACT20日】 パイロットのダレン・ハーウィさんは、2000年代初頭から日本を行き来している。「日本の空港に、他のどこでも見られない素晴らしい光景がある」と話す。
ハーウィさんは、「日本の空港で離陸時に滑走路を動き出すと、天候に関わらず、整備員らがおじぎをして手を振って別れの挨拶をしてくれる」と話す。東京や大阪の大空港のみでなく、日本国内すべての空港だ。冬は、エンジンから吹く風で東京でも体感気温がマイナス7~8度に下がり、札幌ではマイナス20度にも感じられる中での別れの挨拶。ハーウィさんは、日本の戦時中に戦闘機を送り出す伝統がそのまま航空業界に根付いたと考える。
ハーウィさんは、「最も記憶すべきは、パンデミック後最初にオーストラリアに戻るフライトだ」と加えた。当時、東京に乗り入れする外国の航空会社は3社のみ。空港はゴーストタウンだったが、滑走路から多くの人が見送ってくれた。
シドニー空港でも2017年、日本航空の職員が離陸前の機体と乗客、パイロットに向かっておじぎする様子がソーシャルメディアで注目された。
ソース: news.com.au – Australian pilot explains airport act Japanese crew never fail to do