【ACT23日】 連邦政府のアルバニージ首相は、先住民とトレス海峡諸島民を認知し、「議会へのボイス」と呼ばれる諮問機関の設立の是非を問う国民投票について、来週にも投票日を正式に発表することが分かった。なお、24年ぶりとなる国民投票の実施日は10月14日に実施されるとみられている。
アルバニージ首相は来週、アデレードで主要なボイス支持者と面会する予定となっており、あらためて憲法で先住民を認知と諮問機関設置の支持を取り付けたい考えだ。ほとんどの州・準州で得票数多数で勝利を獲得する必要がある。オーストラリアの122年の歴史において、国民投票で賛成が得られたのは44回となっている。
ニュースポールによる最新の調査では、賛成が反対を上回っているのはSA州とNSW州だけとなっており、VIC州では賛成と反対がほぼ半数ずつ、WA州やQLD州、TAS州では反対が多いことが分かっている。
アルバニージ首相は、国民投票へ向けたキャンペーンが「歴史の共通認識を祝福し、未来を共に築いていく」ための素晴らしい機会になると話した。さらに、「失うものはなく、得られるものしかない」として、国民全てが物申すことが出来るとの見方を示した。
ソース:news.com.au-Anthony Albanese set to announce Voice referendum date as October 14