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海外での代理出産トラブルに 「国内の法改正を」豪弁護士

【ACT26日】   ギリシャにある不妊治療センターで、代理出産を行っていたオーストラリア人のカップルたちがトラブルに巻き込まれたことを受け、オーストラリア国内の代理出産法の改正をオーストラリアの弁護士が呼びかけている。

 

オーストラリアン紙によると、クレタ島にある地中海不妊治療クリニックでは、数百ものカップルが代理出産の手続きを行っているが、今月初めに人身売買と詐欺の告発を巡り連邦警察の家宅捜索を受けたという。これにより、少なくとも新生児8人がギリシャ政府に保護され、代理出産をしたカップルは乳児を抱きしめたり、一緒に帰国することができなかった。その後、2組のカップルがDNA検査後に乳児と再会できたという。

 

メルボルンの代理出産弁護士であるサラ・ジェフォード氏は、今回の出来事はオーストラリア政府にとって教訓となるものであり、代理出産をするカップルがより安全に自国で代理出産を行えるように迅速に行動するよう訴えている。

 

同弁護士は「乳児が生まれるのを待ち望んで海外に渡ったカップルが、もう乳児に会えないと告げられたショップは計り知れない」とし「カップルの中には、まだ代理母が妊娠中だったり、受精卵が保存されている人たちもいる」と述べた。

 

現行の法律では、代理出産の女性を募集をしたり金銭を支払ったりすることが法律で禁じられているため、探すのは非常に困難となっている。そのため、代理出産する女性はカップルの家族や友人がほとんどだという。国内での代理出産は、毎年推定110件行われているとされている。

 

ソース : news.com.au – Australian lawyer calls for surrogacy reform after parents forced to fight to bring babies home

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